統計解析の専門性
補題 0.1 | About Us

科学的根拠に基づく
統計解析の専門家

生物統計学の専門知識と規制対応の経験により、研究と品質管理における信頼性の高い統計コンサルティングを提供します

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定理 1.1 | Our Story

StatLogicについて

StatLogicは、神戸を拠点とする統計解析専門サービスとして、2018年に設立されました。創業者である統計学博士が、医薬品開発や品質管理の現場で感じた「科学的根拠に基づく意思決定の重要性」という理念から、本サービスは誕生しました。私たちは、統計学という数学的ツールを用いて、データに隠された真実を明らかにし、クライアントの研究や事業における確実な判断をサポートすることを使命としています。

設立当初は臨床試験の統計解析を中心に活動していましたが、製薬企業や医療機器メーカーとの協業を通じて、品質管理や調査研究の分野へとサービスを拡大してきました。現在では、医療・製造・マーケティングリサーチなど、多様な業界のクライアントに対して統計コンサルティングを提供しています。どの分野においても、私たちは一貫して「科学的厳密性」と「規制準拠」を重視し、監査に対応できる完全なドキュメンテーションを維持しています。

神戸という国際的な港湾都市に拠点を置くことで、私たちは日本国内のクライアントだけでなく、海外の研究機関や企業とも協業する機会に恵まれています。日本の規制要件(PMDA)と国際基準(FDA、EMA)の両方に精通していることが、私たちの強みの一つです。また、神戸の学術コミュニティとの密接な関係により、最新の統計手法や研究動向を常に把握し、クライアントに最先端のソリューションを提供できる体制を整えています。

私たちの成長は、クライアントの成功と密接に結びついています。臨床試験の統計解析をサポートした新薬が承認され、患者さんの治療に貢献できたとき、品質管理の改善により製品の信頼性が向上したとき、調査研究の結果が事業戦略の改善につながったとき、私たちは統計学者としての真の価値を実感します。これからも、データに基づく科学的な意思決定を通じて、社会に貢献していくことを目指しています。

定理 1.2 | Our Methodology

エビデンスに基づくアプローチ

科学的厳密性の追求

私たちの統計解析手法は、査読論文や国際ガイドラインに基づいています。仮説検定においては、第一種過誤と第二種過誤のバランスを慎重に考慮し、適切な有意水準と検出力を設定します。効果量の報告を重視することで、統計的有意性だけでなく実践的な重要性も評価します。また、多重比較の問題に対しては、Bonferroni法やHolm法などの適切な補正方法を適用し、偽陽性のリスクを最小化します。

規制要件への対応

臨床試験の統計解析においては、ICH E9ガイドライン(統計的原則)をはじめとする規制ガイダンスに準拠した統計解析計画書を作成します。統計解析計画書には、解析対象集団の定義、欠測値の取り扱い方法、感度分析の内容などを明確に記載し、事前に合意を得ます。解析実施後は、監査証跡を含む詳細な統計解析報告書を作成し、規制当局への提出資料として使用できる品質を確保します。

透明性と再現性

すべての解析プロセスは完全に文書化され、第三者が同じ結果を再現できることを保証します。使用した統計ソフトウェアのバージョン、解析プログラムのコード、データセットの構造など、すべての情報を記録します。この透明性により、クライアントは解析結果に対する完全な信頼を持つことができ、監査や規制当局の査察に対しても自信を持って対応できます。

継続的な学習と改善

統計学の分野は常に進化しており、新しい手法や理論が次々と提案されています。私たちは学術論文の定期的なレビュー、統計学会への参加、専門家との意見交換を通じて、最新の知識を習得しています。また、過去のプロジェクトから得られた経験を体系的に蓄積し、サービスの質の向上に活用しています。クライアントのフィードバックを真摯に受け止め、常により良いサービスを提供できるよう努めています。

定理 1.3 | Our Team

専門家チーム

生物統計学と数理統計学の専門知識を持つ経験豊富なチームが、お客様の研究をサポートします

β

山崎 晴彦

代表・主任統計家

京都大学で生物統計学の博士号を取得後、大手製薬企業で10年以上の臨床試験統計解析経験を積む。特に第III相試験の統計解析計画と規制当局対応に精通。FDA、PMDAへの提出経験多数。

μ

神谷 由美

シニア統計家

大阪大学で数理統計学を専攻し、医療機器メーカーで品質管理統計の実務経験を持つ。シックスシグマブラックベルト資格保有。実験計画法と統計的プロセス管理の専門家として製造業の改善をサポート。

σ

姫路 貴司

統計アナリスト

神戸大学で心理統計学を学び、マーケティングリサーチ会社での経験を経て参加。調査設計、因子分析、構造方程式モデリングに強みを持つ。日本語・英語でのクライアント対応が可能。

定理 1.4 | Our Values

私たちの価値観と専門性

科学的誠実性

私たちは、統計解析において何よりも科学的誠実性を重視します。データに対して公平な姿勢を保ち、結果が期待に沿わない場合でも、事実をありのままに報告します。統計的有意性だけでなく、実践的な意味づけを含めた総合的な解釈を提供することで、クライアントの正しい意思決定を支援します。

品質へのこだわり

すべての統計解析プロジェクトにおいて、最高水準の品質管理を実施します。解析結果のダブルチェック、プログラムコードのレビュー、計算結果の独立検証など、多層的な品質保証プロセスを通じて、エラーのない正確な結果を保証します。また、ISO 9001の品質管理原則に基づいた文書管理システムを採用しています。

クライアント中心主義

クライアントの研究目的や事業目標を深く理解することから、私たちのサービスは始まります。統計学的に正しいだけでなく、クライアントの文脈において意味のある解析を提供することを心がけています。専門用語を避けた平易な説明を行い、統計の専門家でないクライアントでも結果を正しく理解し活用できるようサポートします。

知識の共有

統計解析を提供するだけでなく、クライアントの統計リテラシー向上にも貢献します。解析結果の報告時には、使用した統計手法の原理や解釈のポイントを丁寧に説明します。必要に応じて、社内向けの統計研修やワークショップも実施し、組織全体の統計的思考能力の向上を支援します。

結論 | Conclusion

統計解析のご相談は
StatLogicへ

科学的根拠に基づく意思決定をサポートします。臨床試験、調査研究、品質管理における統計コンサルティングのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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